「万里の長城が韓国まで?」NASAやメトロポリタン美術館などの歴史誤記に市民団体が異議申し立て
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韓国の「サイバー外交使節団」を名乗る市民団体VANKはこのほど、ユネスコ(UNESCO)、米航空宇宙局(NASA)、ナショナルジオグラフィック、メトロポリタン美術館など主要な英語サイトで、高句麗や渤海の歴史に関する重大な誤りや記述の欠落を確認したと明らかにした。
VANKが主要な英語サイト10カ所を調査した結果、重複分類を含め、万里の長城に関する誤りが5件、渤海が4件、高句麗が2件確認された。
代表的な例として、NASAの地球観測所とナショナルジオグラフィックは、万里の長城の範囲を「韓国、または韓国との国境からゴビ砂漠まで」と説明していた。
VANKは、中国が高句麗の城郭遺跡「泊灼城」を「虎山長城」として再構成し、万里の長城の東端だと主張する枠組みを受け入れた記述だと指摘した。
こうした説明についてVANKは、高句麗が独自に形成した歴史的空間を中国史に組み込み、万里の長城が朝鮮半島内部やその周辺まで続いていたとの誤解を招くとしている。
メトロポリタン美術館も、高句麗と渤海の領域を「朝鮮半島」に限定して記述し、満州や沿海州にまで広がっていた韓国古代史の地理的範囲を縮小しているという。
また、エンサイクロペディアでは、高句麗滅亡後の新羅による統一のみを扱い、渤海の成立や役割についての記述が欠けていた。
VANKは今回の調査で、信頼性が高いとされる機関による体系化された誤った情報が、検索エンジンや生成AIを介して繰り返し拡散される可能性にも注目した。
マイクロソフトの調査によると、すでに12億人以上がAIツールを利用している。VANKは、有名サイトに掲載された誤った記述や欠落した情報がAIの学習データや回答として再構成された場合、多くの利用者に誤った韓国史認識が定着する可能性があると分析した。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News