【8月12日 AFP】ナイジェリア北西部ケビ州で11日未明、治安部隊が村を襲撃しようとしていた武装犯罪集団「バンディット(盗賊団)」と銃撃戦を展開し、警察官10人を含む約30人が死亡した。当局が発表した。

明確な政治的思想は有さないバンディットは長年にわたり身代金目的の拉致や家畜泥棒を繰り返し、ケビ州を含むナイジェリア北西部および中部を恐怖に陥れている。村々を襲っては、住民を拉致・殺害するほか、民家を略奪して放火するなど蛮行の限りを尽くしている。

ケビ州警察のバシル・ウスマン氏はAFPに対し、「治安部隊は、ザムファラ州とケビ州の間を移動していた、重武装した集団をサカバ地方政府区のラフィンマククで捕捉し、交戦した」「残念ながら、この交戦で勇敢な警察官10人が命を落とし、2人が負傷して治療を受けている」と説明した。

この交戦では他に民間人2人が死亡し、バンディットのメンバー17人を殺害したとされるが、これらの数字は暫定的なものだという。

警察によると、バンディッツはラフィンマクク地区を襲撃しようとしていた。

住民のアフマド・サニさんはAFPに対し、数百人のバイクに乗ったバンディットがやって来て、警察と激しい銃撃戦を繰り広げたと語った。

「多くの警察官が殺されたが、警察もバンディットのうち約20人を殺害した」と証言した。

バンディッツに対抗するため、軍を含む治安部隊が数年前からケビ州に配備されているにもかかわらず、今なお襲撃は続いている。(c)AFP