ロシアが北朝鮮製ミサイル使用、少なくとも10人死亡 ウクライナ
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【8月12日 AFP】ウクライナは11日、ロシア軍の夜間攻撃により全土で少なくとも10人が死亡、数十人が負傷したと発表した。この攻撃にロシアが北朝鮮製ミサイルを使用したと非難している。
これに先立ちウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は10日、証拠を示すことなく、ロシアが北朝鮮から追加の弾道ミサイルを受け取ったと述べていた。
ロシアは4年半にわたるウクライナ侵攻を通じて、北朝鮮に支援を求めてきた。
侵攻の初期段階において、北朝鮮はロシア西部クルスク州に侵攻したウクライナ軍の反撃を退けるため、数千人の部隊を派遣した。また、欧米、ウクライナ、韓国の情報機関は長年にわたり、北朝鮮がロシアに武器を供給していると非難している。
当局によると、今回の夜間攻撃で最も深刻な被害を受けたのは南東部のザポリージャ市で、7人が死亡、24人が負傷した。
ゼレンスキー氏は「同市は北朝鮮製の弾道ミサイル、(極超音速ミサイル)ツィルコン、誘導航空爆弾による攻撃を受けた。特に民間インフラに最大の被害を与えるよう計算された悪質な攻撃だった」と述べた。
死亡した7人は全員、ザポリージャ製鉄所の従業員だった。
同製鉄所は声明で、「弾道ミサイル攻撃は、空襲警報の発令を受けてシェルターに向かっていた従業員を襲った」「さらに従業員21人が負傷した」と述べた。
隣接するドニプロペトロウシク州もロシア軍の無人機やミサイルによる攻撃を受け、3人が死亡したという。
ゼレンスキー氏によると、首都キーウでは感染症病院が被弾したほか、前線の都市ヘルソンやハルキウも攻撃を受け、停電が発生した。
保健省は、キーウの小児病院も被弾したと発表し、中庭に割れたガラスやがれきが散乱する写真を公開。「子どもたちや医療スタッフは攻撃時、シェルターにいたため、けがはなかった」と説明している。
ロシア国防省は、同国軍が「地上設置型の精密兵器による集団打撃を実施し、キーウやザポリージャの軍需企業および輸送・物流センターを攻撃した」と発表した。(c)AFP