韓国セブンイレブン、明洞に「滞在型コンビニ」…観光客向け体験空間を強化
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【08月09日 KOREA WAVE】韓国セブンイレブンが、次世代型店舗「ニューウェーブ」を軸に、外国人観光客や若年層を対象とした体験型店舗を拡大している。商品を買うだけでなく、体験や休憩も楽しめる「滞在型コンビニ」として差別化を図る狙いだ。
ソウル・明洞にあるニューウェーブ店は、約363平方メートルの広い売り場と、カフェを思わせる内装が特徴だ。セブンイレブンの象徴色であるオレンジ、緑、赤のネオンサインを天井に配置し、一部には黒い鏡面素材を取り入れた。
通路はスーツケースを引く外国人観光客でも余裕を持って移動できる広さを確保した。入り口付近にはカプセルトイ機やKカルチャー関連のアイドルグッズ売り場を設置。店内には揚げ物、パン、アイスクリームなどを扱うフードステーションのほか、日本から導入したスムージーマシンやコーヒーマシンも並ぶ。
商品の陳列方法も従来型店舗と異なる。菓子、ラーメン、簡便食などを分かりやすく分類し、ブランドカラーを使った案内表示やホログラム装飾で視認性とデザイン性を高めた。
店内奥のKフード体験スペースは、同店の中核となる空間だ。食品大手の農心と協業し、韓国で人気のラーメン調理器を設置。3カ国語の案内も用意した。訪れた外国人観光客はラーメンや簡便食を味わい、写真を撮るなど長時間滞在していた。
こうした店舗改装は売り上げにも表れている。2026年上半期に既存店をニューウェーブ型へ改装した店舗では、売り上げが3倍以上に増えた。アイスクリームは500%、のり巻きなどの簡便食は320%以上伸びた。
デザイン面でも評価を受け、ニューウェーブは「2025 Kデザインアワード」で受賞。店舗のビジュアルアイデンティティーは「2026レッド・ドット・デザイン賞」のブランド・コミュニケーション部門で本賞を獲得した。
セブンイレブンは今後もニューウェーブを通じてブランドの個性を強め、従来のコンビニから「訪れて滞在したくなる空間」への転換を進める方針だ。
コリアセブンのデザインチーム責任者は「コンビニは、目的地へ向かう途中に立ち寄る場所から、特定の商品や体験のために訪れる目的消費の空間へ変わっている」と説明した。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News