韓国・釜山回し蹴り被害者が李在明大統領に「拒否権」行使を懇願…「検察の補完捜査権廃止」法案成立で危機感
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【08月08日 KOREA WAVE】韓国の「釜山回し蹴り事件」の被害者、キム・ジンジュさん=仮名=が3日、自身のXで、国会を通過した刑事訴訟法改正案についてイ・ジェミョン(李在明)大統領に拒否権を行使するよう求めた。
キム・ジンジュさんは「大統領、補完捜査権と検察庁の廃止を巡り、Xを始めました。ここなら見てくださると思ったからです」と投稿したうえ「どうか被害者の側に立っていただけないでしょうか。拒否権を行使してください。お願いします」と訴えた。
キム・ジンジュさんは、被害者が補完捜査権の廃止に反対する理由を説明した動画も共有。「被害者がよく理解せずに主張していると思うなら、ぜひこの動画を最後まで見てほしい」と呼びかけた。
さらに「この1年間、セミナーや討論会、インタビューに誰よりも多く参加してきた」とし、自身の主張が十分な経験に基づくものだと強調した。
キム・ジンジュさんはこれまで、検察官の補完捜査権が警察の不十分な捜査を是正する役割を果たしてきたと主張。廃止されれば、犯罪被害者が救済を受けるための手段が減る可能性があるとの立場を示してきた。
7月31日に韓国国会本会議を通過した刑事訴訟法改正案は、検察官の補完捜査権を含む直接捜査権を全面的に廃止する内容だ。
与党「共に民主党」は、捜査と起訴を分離して検察改革を完成させるものだと評価している。一方、犯罪被害者からは、警察の不十分な捜査を是正する手段が失われる可能性があるとして、反発の声が上がっている。
「釜山回し蹴り事件」は2022年5月、釜山市釜山鎮区西面で、男が帰宅途中のキム・ジンジュさんを追いかけて暴行し、性的暴行を加えて殺害しようとした事件。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News