韓国警察、スターバックス本社を初の家宅捜索…「タンクデー」企画巡り捜査
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【08月06日 KOREA WAVE】韓国スターバックスの「タンクデー」販促企画を巡る問題を捜査している警察が、捜査開始から約2カ月で初めて本社などを家宅捜索した。捜索は約9時間30分に及んだ。
ソウル警察庁広域捜査団公共犯罪捜査隊は5日午前8時50分ごろから午後6時20分ごろまで、ソウル市江南区駅三洞のスターバックスコリア本社などを家宅捜索した。警察は今回、侮辱容疑を適用して捜索令状を執行したとされる。
警察は6月8日、スターバックスコリアについて、5・18民主化運動などに関する特別法違反、侮辱、名誉毀損の疑いで家宅捜索令状を請求したが、検察の段階で差し戻された。
当時、警察と検察は適用する容疑や法解釈を巡って意見が分かれていたという。問題となった文言が、名誉毀損などの成立要件である「事実の摘示」に当たるかが争点になったとみられる。
警察はまず侮辱容疑で強制捜査に入り、押収物の分析と法的検討を経て、名誉毀損や5・18民主化運動などに関する特別法違反が成立するかも調べる方針だ。
今回の家宅捜索は、新世界グループの内部監査で確認できなかった資料の確保に重点を置いたとみられる。
新世界グループは問題発覚後に内部監査を実施したが、企画担当者5人のうち3人が携帯電話の提出を拒否した。社内メッセンジャーの記録も保存期間を過ぎており、企画初期のやり取りを確認できなかったとされる。
警察は担当者の携帯電話や社内メッセンジャーの記録など、企画と検討過程が分かる内部資料を確保したとみられる。今後、押収物を分析し、企画過程での故意性や関係者ごとの関与の程度を確認する。
市民団体「庶民民生対策委員会」と5・18民主化運動の功労者らは5月20日、チョン・ヨンジン(鄭溶鎮)新世界グループ会長らを、5・18民主化運動などに関する特別法違反、侮辱、名誉毀損の疑いで警察に告訴・告発した。
問題は5月18日、スターバックスコリアがタンブラーの販促イベントで「タンクデー」や「机をタク」といった表現を使用したことから広がった。これらの文言が、5・18民主化運動当時の戒厳軍による戦車投入や、故パク・ジョンチョル氏の拷問死事件を連想させるとの批判が出た。
新世界グループは問題が起きた当日、ソン・ジョンヒョン当時スターバックスコリア代表と担当役員を解任。チョン会長は国民向けの謝罪文を発表し、グループとして事実関係を調査するよう指示した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News