江原道春川市の松岩スポーツタウン屋内スケート場で、夏休みのスケート教室に参加する子どもたち(c)news1
江原道春川市の松岩スポーツタウン屋内スケート場で、夏休みのスケート教室に参加する子どもたち(c)news1

【08月05日 KOREA WAVE】韓国で記録的な猛暑が続く中、夏の避暑先に変化が表れている。江原道東海岸の海水浴場では来場者が減少する一方、屋内スケート場や洞窟、室内展示施設などに人が集まっている。

春川市の松岩スポーツタウン屋内スケート場は、室温が13度前後に保たれている。夏休み中の子どもたちがスケート教室に参加し、保護者は厚手の上着を着て見守っていた。

施設関係者は、猛暑が続くにつれて涼しい屋内で楽しめるスケート場の利用者が大きく増え、家族連れや学生の来場が続いていると説明した。

江原道によると、3日までの日本海岸6市・郡の海水浴場の累計来場者数は374万8062人で、2025年同期の509万3672人から134万5610人、26.4%減少した。3日当日の来場者も22万602人で、前年より57.0%少なかった。

海水浴場の開設初期に梅雨や雨が続いたことに加え、その後は最高体感温度が35度前後に達する猛暑が続き、屋外活動を避ける人が増えたことも影響したとみられる。

地域別では、江陵が前年比21.0%減の155万8035人、東海が37.2%減の31万8138人、三陟が4.7%減の43万2050人、固城が74.2%減の35万4540人だった。一方、束草は7.5%増の45万354人、襄陽は71.0%増の63万4945人となった。

海水浴場に代わり、年間を通じて12~14度に保たれる東海市の泉谷黄金コウモリ洞窟や、三陟市の幻仙窟、大金窟には猛暑を避ける観光客が訪れている。江陵市のアルテミュージアムなど、屋内文化施設も家族連れでにぎわっている。

泉谷黄金コウモリ洞窟の8月の来場者数は3日までに1万821人となり、前年同期より21.9%増加した。2026年の累計来場者数も11万5614人で、前年同期比11.3%増となった。

観光客からは「砂浜が熱すぎて長くいられない」「子どもと一緒なので自然に屋内施設を選ぶ」といった声が出ている。

江原地方気象庁によると、東海岸では猛暑特報が続いており、当面は最高体感温度が35度前後となる暑さが続く見通しだ。

観光業界では、夏の観光が海辺中心から、屋内施設や夜間体験を組み合わせた形へ変わりつつあり、今後は室内コンテンツや滞在型観光商品の充実が地域の競争力を左右するとの見方が出ている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News