北朝鮮、東海岸都市を機能別に開発…元山は観光・新浦は経済・清津は軍事
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【08月05日 KOREA WAVE】北朝鮮が東海岸の主要都市を観光、経済、軍事の機能別に特化させる大規模な開発構想を具体化している。江原道元山は国際的な観光拠点、咸鏡南道新浦は水産業や地方工業、軍需産業を兼ねる複合経済都市、咸鏡北道清津は新型艦艇の建造とロシアとの軍事協力を担う拠点として整備されていると分析されている。
東海岸開発の南側の中心は元山だ。キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記の出身地とされ、北朝鮮最大規模の海岸観光団地「元山葛麻海岸観光地区」がある。
同地区にはホテルや宿泊施設、商業・便宜施設、海洋スポーツ施設などが整備された。国際会議場の存在も確認されており、観光による外貨獲得だけでなく、近代化された北朝鮮の姿を対外的に示す象徴都市とする狙いがあるとみられる。
元山の南には金剛山観光地区がある。北朝鮮は既存施設の多くを撤去し、独自方式による再開発を進めているとされる。開発が本格化すれば、元山葛麻から金剛山につながる観光ベルトが形成される可能性がある。
新浦は潜水艦や潜水艦発射弾道ミサイルの開発拠点として知られるが、最近は住民生活と地方経済の活性化も重視されている。
北朝鮮は新浦に地方工業工場を建設し、大規模な養殖事業を推進している。水産業と加工業、地方工業を結びつけ、自立的に発展する豊かな都市のモデルとする構想だ。
同時に、新浦は核動力潜水艦など戦略兵器の建造拠点としての役割も維持している。民生経済と軍需経済を同時に担う複合都市へ発展する可能性が高い。
さらに北の清津には大型造船所があり、5000トン級駆逐艦に続き、1万トン級とみられる大型艦艇の建造も進んでいるとされる。
北朝鮮は沿岸防衛中心の海軍を長距離作戦が可能な「外洋海軍」へ拡大する方針を示している。新浦が潜水艦戦力、清津が大型水上艦戦力を担い、さらに北の羅津港まで結べば、艦艇建造や配備、軍需物資輸送を網羅する海洋ベルトが形成されるとの見方が出ている。
清津と羅津はロシア極東のウラジオストクにも近い。北朝鮮とロシアの軍事協力が太平洋へ広がる場合、主要拠点になる可能性も指摘されている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News