【8月4日 AFP】イランを目指していたアフガニスタン人14人の遺体が、アフガン南西部ニムルズ州の灼熱の砂漠で見つかった。車が故障したため徒歩で進み始めてから数週間後のことだった。当局者が1日、明らかにした。

ニムルズ州の村に、喉の渇きと疲労でフラフラになった運転手が助けを求めてたどり着いて以来、当局が一行の捜索を行っていた。

捜索開始直後に5人の遺体が発見されたが、当局は徒歩で旅を続けていた残り14人の捜索を続けた。

ニムルズ州はアフガンででも特に暑く乾燥した州で、この時期の気温は45度前後に達する。

ニムルズ州立病院の職員が1日にAFPに語ったところによると、14人の遺体は砂の中に埋もれた状態で発見された。

州政府報道官は7月31日、砂漠で14人の遺体が見つかったことを認めた。

イランは自国では得られない経済的機会を求めるアフガン人移民に人気の目的地だが、合法的に入国する手段は乏しい。

東部バドギス州コルギ村の住民アブドゥル・カレクさんは、14人の遺体を埋葬するため墓地へ向かう前にAFPの取材に応じ、「この14人の若者はこの村の出身だ。23日前に家を出て、きょう、遺体が届いた」と述べた。

アフガンとイランの国境地帯の気温は夏場に危険な暑さにまで上昇する一方で、冬場には危険な寒さにまで低下する。

昨年12月には、15歳の少年を含む少なくとも18人のアフガン人が、イランへの危険な国境越えの途中で寒さにより死亡している。(c)AFP