■壊滅的な衛生状態

夫と娘とともに海を泳いでタンジェからセウタに渡ってきたという別の成人女性(45)も「多くの未成年者がいるが、誰一人として彼らにケアを提供しているようには見えない」と述べた。

不法滞在との理由から匿名を希望したこの女性は「衛生状態は壊滅的だ。においやゴミがひどい」とAFPに訴えた。

セウタ自治政府の首長フアン・ヘスス・ビバス氏の推計によると、先週2〜3日間の間に約6万人の移民がセウタに到着した。

スペイン内務省はこの数字を5万人としている。フェルナンド・グランドマルラスカ・ゴメス内務相は、セウタへの入国を試みている最中に少なくとも67人が死亡したと述べた。

タンジェから来たというこの女性は「モロッコの貧困から抜け出すため、私たちはスペインに行って働きたい」と語り、「誰かが未成年者たちの面倒を見て、体を洗わせ、服と食べ物、そして寝る場所を与えるべきだ」と続けた。

セウタの地元当局およびスペイン当局の報道官は、1日時点でAFPの取材に応じていない。(c)AFP/Roland LLOYD PARRY