反捕鯨活動家ワトソン容疑者の財団の船、アイスランド沖で拿捕
このニュースをシェア
【8月1日 AFP】日本が逮捕状を出している反捕鯨活動家、ポール・ワトソン容疑者が設立した団体が運航する船が、捕鯨の監視活動中にアイスランド沿岸警備隊に拿捕(だほ)された。海洋保護慈善団体「キャプテン・ポール・ワトソン財団(CPWF)」が7月31日、発表した。
同財団はAFPへの電子メールで、「当財団の船『バンデロ号』が、アイスランドで操業を続ける最後の商業捕鯨船2隻のうちの1隻である『クバルル9号』を数週間にわたり監視・追跡した末、アイスランド沿岸警備隊によって海上で拿捕されたことを確認する」と述べた。
ノルウェーや日本と共に現在も商業捕鯨を続けているアイスランドでは今夏、2年間に及ぶ捕鯨の一時停止措置が解除された。
アイスランドで捕鯨は6月中旬から9月中旬の間に行われる。
アイスランドの公共放送RUVによると、沿岸警備隊は「脅威を感じている」として助けを求めてきた捕鯨船クバルル9号からの救援要請を受け、バンデロ号に立ち入った。
バンデロ号はアイスランド領海からの退去命令にもエンジン停止命令にも従わなかったため、最終的に拿捕され、船長が逮捕されることになった。
アイスランドは今秋、捕鯨禁止を目指す法案を提出する予定となっている。
キャプテン・ポール・ワトソン財団によると、今シーズン捕獲されたクジラは32頭前後で、過去のシーズンと比べて大幅に少ない。(c)AFP