両親死別と養護施設での不遇を乗り越え大企業就職…韓国の男性が綴った半生に反響
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【07月23日 KOREA WAVE】韓国で、幼い頃に両親を亡くして児童養護施設で育ち、肉体労働と勉強を重ねて大企業に就職した男性の体験談が、オンライン上で注目を集めている。
会社員向け匿名コミュニティー「ブラインド」に17日、「私にも母と父がいた」と題する文章が投稿された。
男性は小学校入学前、両親とスーパーへ向かう途中、乗っていた車に大型トレーラーが衝突する事故に遭った。両親はその場で死亡し、男性は3日後に意識を取り戻したという。
事故後は親族に引き取られず、児童養護施設で暮らした。施設を2度移り、複数の地域を転々とした。学校では親がいないことを理由に仲間外れにされ、寄付された古着を着ていることをからかわれたこともあった。
休暇のたびにラーメンや豆乳を食料として支給されたが、学校と施設の間を3往復して自分で運ばなければならなかったという。
施設を出るため、寮のある工業高校へ進学したものの、学校でも暴力を受け、最終的に退学した。
その後は物流倉庫や建設現場、水産市場での氷の配達、カラオケ店の受付などで働き、生活費を稼いだ。寝る場所がなかった時期には、農村の集会所や屋上の給水タンクの中で眠ったこともあったという。
金をためてモーテルの長期滞在用の部屋を借りると、昼間は現場で働き、夜は毎日2時間ずつ勉強した。高校卒業程度認定試験に合格し、溶接や電気、ガスなどの技能資格を取得。現在勤める大企業への入社を果たした。
採用面接では「人生で最もつらかった時はいつか」と尋ねられ、「つらくなかった時は一度もない」と泣きながら答えたという。
男性は亡き両親に向け、「立派に育った。元気に暮らしている。これからもきちんと生きていくから心配しないで、と伝えたい」とつづった。
さらに、連休や祝日に大きな意味を感じることはないとしながらも、ほかの人たちには家族と幸せな時間を過ごしてほしいと記した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News