韓国の青少年、1日1時間以上の運動で孤独感・抑うつ傾向が低下
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【07月20日 KOREA WAVE】1日1時間以上、体を動かす青少年は、運動時間が1時間未満の青少年に比べ、孤独感や抑うつを感じる可能性が低いとの研究結果が韓国で発表された。青少年が運動できる環境を制度として整える必要性も指摘されている。
学界によると、延世大学社会福祉学科のキム・ジェヨプ教授の研究チームは、青少年の身体活動とスマートフォン使用、孤独感などの関係を分析した研究結果を、国際学術誌「チャイルド・アンド・アドレセント・ソーシャルワーク・ジャーナル」に掲載した。
世界保健機関(WHO)は、青少年の健康増進と病気の予防のため、1日平均1時間以上の身体活動を推奨している。
研究では、1日の身体活動が1時間未満の青少年は、1時間以上の青少年に比べ、孤独感が強い集団に属する確率が1.3倍高かった。
また、身体活動が多いほど、精神的虐待を経験した場合でも、それが孤独感につながる影響を和らげる効果が確認された。
1日の身体活動が1時間未満の青少年では17.9%が抑うつ群に含まれたのに対し、1時間以上体を動かした青少年では11.0%にとどまった。
身体活動には、スマートフォン依存を緩和する効果もみられた。
男子では、身体活動が1時間未満の青少年のスマートフォン依存率は41.0%、1時間以上では40.7%で、差は0.3ポイントだった。
一方、女子では1時間未満が37.0%、1時間以上が32.8%となり、4.2ポイントの差があった。身体活動がスマートフォン依存を抑えるのに役立ち、特に女子で効果が大きく表れる可能性を示している。
研究を主導したキム・ドンヒョン研究員は「国語、英語、数学などの主要科目に比べ、重要性が低いとみなされがちな身体活動は、青少年の孤独感やスマートフォン依存を防ぐ重要な仕組みになり得る」と説明した。
その上で「韓国の青少年が運動する時間を確保するには、政府や教育当局、学校が協力し、制度的な基盤を整える必要がある」と述べた。
さらに「大学入試を中心に運営される韓国の教育現場で、身体活動が青少年の心の健康を守る重要な役割を果たすことを示す結果だ。青少年が健康で幸せに暮らすため、運動の必要性を社会だけでなく、本人や家族も認識しなければならない」と強調した。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News