ルペン氏は「フランス最後の希望」 世界一の大富豪マスク氏が支持表明
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【7月16日 AFP】フランスの反移民を掲げる極右政党、国民連合(RN)指導者のマリーヌ・ルペン前党首が2027年4~5月の大統領選に出馬する方針を表明したのを受け、世界一の大富豪イーロン・マスク氏は15日、ルペン氏への支持を表明した。
マスク氏は自身が所有するX(旧ツイッター)で2億4000万人のフォロワーに向けて、フランス大統領選挙に関する世論調査でルペン氏が支持率トップに立っているという投稿をリポストし、「彼女はフランス最後の希望だ」とコメントした。ルペン氏の支持率はエマニュエル・マクロン大統領に敗れた2022年大統領選の世論調査では23%だったが、2027年大統領選の世論調査では36%で2位の候補に20ポイント差をつけているという。
この投稿は「フランスは(不法移民)数百万人を追放する」と締めくくっている。
マスク氏はこれまでもルペン氏への支持を示してきたが、ルペン氏が2027年大統領選に出馬する方針を表明して以降、明確に支持を表明したのは今回が初めてとみられる。
マスク氏は、ドイツの極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」や、ルーマニア大統領選の極右候補カリン・ジョルジェスク氏への支持も表明している。
フランスのジャンノエル・バロ外相は、マスク氏にルペン氏支持を考え直すよう促したようだ。
バロ氏は「フランス語のことわざにあるように、意見を変えないのは愚か者だけだ」と記した。
ルペン氏は公金不正受給の罪に問われ控訴審判決で有罪を言い渡されたが、被選挙権の停止期間を一審判決から大幅に短縮され、出馬が可能となった。
マスク氏は昨年、ドナルド・トランプ米大統領がルペン氏の公金不正受給事件を「魔女狩り」だと主張する投稿をリポストしフランス政府はこの発言に「内政干渉だ」と猛反発した。
マスク氏は当時、「ルペン氏を解放せよ!」と投稿した。(c)AFP