【7月11日 AFP】アイルランド格安航空大手ライアンエアのボーイング機で、飛行中に窓が外れて男性客1人が外に吸い出されそうになる事故があった。男性客は他の乗客たちによって機内へ引き戻された。目撃者や当局が10日、明らかにした。

当局によると、男性客はセルビア人観光客で、擦過傷で入院したが、それ以外は良好な状態だという。

同機はギリシャ北部テッサロニキからドイツ南部メミンゲンに向かっていた。

同機に乗っていた女性客はラジオ・テッサロニキに対し「私たち乗客の多くが目を閉じて眠っていた時、タイヤが破裂したような音がした」と振り返った。

「すぐに減圧が起きたと分かった。悲鳴が上がり、一瞬、誰かが誤って非常口を開けてしまったのかと思った」「酸素マスクが落ちてきて、強い臭いがした。男性客の頭と肩が窓の外に出ていた。幸いにも、彼はシートベルトをしていた」と付け加えた。

近くの席に座っていた乗客たちが助けに入り、男性を機内に引き戻したという。

ギリシャメディアによると、事故は北マケドニア上空で発生し、ボーイング機のエンジンの一つから脱落した破片によって窓が破損した。

ライアンエアは声明で同機について、「飛行中に客室の窓が外れため、離陸後間もなくテッサロニキに引き返した。正常に着陸し、乗客はターミナルに戻った」と述べた。乗客をメミンゲンまで運ぶため、代替機が手配されたいう。(c)AFP