【7月9日 AFP】猛烈な嵐により甚大な被害を受けた中国の被災地で8日、生存者の捜索活動が行われた。一方、今週末には大型の台風が中国東部に接近する見込みで、警戒を強めている。

週末に中国南部に上陸した台風10号(アジア名:メイサーク)の影響で、数十の河川が氾濫し、貯水池のダムが決壊。これまでに17人が死亡した。

洪水に見舞われた地域では、救助隊員が生存者の捜索を続けている。水の引いた一部地域では、住民が損傷した家財道具を運び出す様子が見られた。

国営通信社の新華社によると、中国当局は食料や雨具、ゴムボートなどの追加の災害救援物資を被災地に送っている。

一方、大型で非常に強い台風9号(アジア名:バービー)が週末にも中国に上陸する恐れがある。

台風9号は6日、グアムおよび北マリアナ諸島付近を通過。米領ロタ島では最大風速約80m/sに達した台風により、木々や電柱がなぎ倒され、水道供給もストップした。

気象庁によると、台風は10日にも非常に強い勢力で沖縄の先島諸島にかなり接近する見込みだという。

その後、台風は北上を続け、「浙江省と福建省の境界付近」に11日から12日にかけて上陸する可能性があると中国中央テレビ(CCTV)が報じた。(c)AFP