【7月4日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領(第45・47代)は3日、子ども向けのポッドキャスト番組に出演し、歴代大統領たちについて軽快に語った。自身の体重について冗談を飛ばしたり、水着が似合うかどうかを気にしたりする一幕もあった。

建国250年の独立記念日を4日に控える中、トランプ氏はホワイトハウスの大統領執務室で、J・D・バンス副大統領の妻ウシャさんがホストを務めるポッドキャスト番組「Storytime with the Second Lady」に出演。まずはお気に入りの話題である「不動産」の話題から始めた。

80歳のトランプ氏は、孫が11人いると説明し、脇に置かれた米国の国鳥ハクトウワシのぬいぐるみに肘を乗せながら、「ここはおそらく、世界で最もパワフルな不動産物件だ。すべてがここから始まり、ここで終わり、またここから始まる」と語った。

続いて本を読む時間がないと告白。「結局、主に新聞を読むことになる。大抵は自分に関する記事を読んでいる」と付け加えた。

その後、歴代大統領の趣味を紹介する絵本「Presidents Play!」に話が移ると、トランプ氏はページをめくりながら、歴代大統領について次々とコメントした。

第16代のエーブラハム・リンカーンが乗馬をたしなんでいたというエピソードに対し、トランプ氏は「私も馬に乗ってみたいね」としつつも、落馬のリスクを警戒。「ものすごく動きが遅くて気性が良い老馬を見つけて、それに乗るのがいいかもしれない」と語った。

第6代のジョン・クインシー・アダムズが近くの小川で泳いでいたというエピソードに対しては、訴訟によって差し止められている肝いりのボールルーム(宴会場)建設プロジェクトに言及し、「この絵を見る限り、私たちはその小川の上に美しいボールルームを建設しているのだと思う」と指摘。

さらに、第32代のフランクリン・ルーズベルトは屋内プールで泳いでいたが、そこは現在ホワイトハウスの記者会見場になっており、第38代ジェラルド・フォードは屋外プールを楽しんでいたとして、「私に水着が似合うかどうかは分からないな。もう長いこと水着なんて着ていない。忙しすぎるからね」と付け加えた。

第35代ジョン・F・ケネディについては、セーリングが趣味で「2番目にハンサムな大統領」と評したが、最もハンサムな大統領が誰なのかは言わなかった。

ジョギングが趣味な第42代ビル・クリントン氏については、「本当にいいやつ(ナイスガイ)だった」「私はビル・クリントンが大好きだ」と語った。ビル氏は2016年大統領で破った政敵ヒラリー・クリントン元国務長官の夫であるにもかかわらず、民主党員としては珍しくトランプ氏の「お気に入りリスト」に名前を連ねた。

一方で、もう一人の政敵である第44代バラク・オバマ氏がバスケットボールを好んでいたことについては、「彼のバスケの腕前は分からない。私はかなり疑わしいと思っている」と懐疑的な見方を示した。

第27代のウィリアム・ハワード・タフトは野球ファンで、体重が300ポンド(約136キロ)をゆうに超える米国史上最重量の大統領だった。

自身も大柄で、ジャンクフード好きとして知られるトランプ氏は、「彼の記録を超えたくないから気をつけなければいけない。油断していたら、超えかねないからね」と冗談を飛ばした。

現在の話題に移り、ウシャさんから子どもたちが7月4日の独立記念日を祝わなければならない理由について問われると、トランプ氏は次のように締めくくった。

「私たち(米国民)には偉大な国がある。現在、わが国は少し危うい状況にある」「(良い方向と悪い方向の)どちらにでも行ける。それは分かるだろうが、われわれはもう一つの道を進むつもりだ」。(c)AFP