ベネズエラ大地震、5万8000棟超損壊か NASA衛星データ
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【6月30日 AFP】先週、南米ベネズエラを立て続けに襲った大地震で、5万8000棟以上の建物が損壊または全壊した可能性がある。米航空宇宙局(NASA)が公開した人工衛星データの暫定評価でわかった。
過去100年で最大規模となったマグニチュード(M)7.2と7.5の地震により、これまでに約1700人の死亡が確認され、現在も数万人が行方不明となっている。
オレゴン州立大学の研究者であるコーリー・シェア氏とハモン・バン・デン・フック氏は、地震発生翌日の6月25日に収集された衛星レーダーデータの分析に基づき「被災地全体で約5万8870棟の建物が損壊または全壊した可能性が高い」との見方を示した。
両氏は、欧州宇宙機関(ESA)の高解像度レーダー画像衛星「センチネル1(Sentinel-1)」のデータを引用してこの数値を算出した。
研究チームは「これは暫定的な早期評価であり、被害と一致する急激な地表の変化を反映したものだ」とし、現地での地上調査(目視)によって検証されたものではないとしている。
ベネズエラのホルヘ・ロドリゲス国民議会議長は30日、189棟の「完全倒壊」を含む855棟の建物への被害を報告している。(c)AFP