ハミウリも鉄道で輸送 新疆物流に新ルート
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【6月30日 東方新報】中国国務院新聞弁公室は6月18日、「新たな道のりを歩む奮闘者」をテーマに国内外の報道関係者との交流会を開いた。中国鉄路コンテナ輸送有限責任公司で貨物列車運営を担当する王昊(Wang Hao)氏は、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)産ハミウリが航空便ではなく鉄道で出荷されるようになった事例を紹介した。
王氏は、「先日、友人がライブ配信で新疆産ハミウリを購入し、配送状況を確認したところ、これまで航空便で運ばれていたハミウリが、今回は鉄道で運ばれていることに気付いた」と話した。鮮度管理が重要なハミウリが鉄道で運ばれるようになったことは、鉄道物流が宅配・EC企業から信頼されるようになったことを示しているという。
新疆ではこれまで、荷物を域外へ出しにくく、域内へ届くのも遅いという課題があった。王氏と同僚たちは物流企業の現場に入り、荷物の入庫、仕分け、出庫までの流れを一つずつ確認し、接続時間を細かく計算した。その上で列車の運行計画を見直し、鉄道と宅配物流が途切れなくつながる仕組みを作った。
こうして誕生したのが、新疆ウルムチ市(Urumqi)から陝西省(Shaanxi)西安市(Xi'an)へ向かう「雪蓮速運」貨物列車と、西安からウルムチへ向かう「シルクロードEC」貨物列車だ。所要時間は38時間で、一般の貨物列車より約10時間短く、ECや宅配貨物の輸送に適したルートとなっている。
2025年4月10日からは、両方向で毎日運行する体制が整い、新疆と内陸部を結ぶ高速物流ルートが形成された。天候の影響を受けにくく、定時運行率が高く、貨物の損傷も少ないため、EC企業や物流企業から高く評価されている。これまでに運んだ宅配・EC貨物は累計1億7000万個に達し、品目数も1万2000種類を超えた。
王氏は、「『雪蓮速運』貨物列車は農家の所得向上への期待を運び、『シルクロードEC』貨物列車は消費者の送料無料への期待をかなえている。私たちが作っているのは単なる物流サービスではなく、地域経済をつなぐルートだ」と語った。(c)東方新報/AFPBB News