【6月24日 AFP】ペルーの大統領選・決選投票の開票作業が最終局面を迎えるなか、右派政党「フエルサ・ポプラル」党首のケイコ・フジモリ氏が、逆転不可能なリードを築いている。公式統計で23日、明らかになった。

国立選挙プロセス庁(ONPE)がオンラインで公開したデータによると、開票率99.86%の時点で、フジモリ氏の得票率は50.12%。左派の対立候補であるロベルト・サンチェス氏との差は4万3000票ほどだ。

選挙管理当局が勝者を正式に宣言するには、残り約3万9000票を確認する必要があるが、現時点ですでにサンチェス氏が逆転するには不十分な票数となっている。

一方、サンチェス氏は「選挙プロセスにおいて重大な違反があった」と主張し、フジモリ氏が率いる政権を承認しない意向を表明した。サンチェス氏は、約30万票にのぼる海外在住者の投票の扱いについて、選挙管理当局の運営に不適切な点があったと主張している。

フジモリ氏の陣営は、勝利宣言を行うのは開票が完全に完了するまで待つとしている。

6月7日に行われた決選投票は、故アルベルト・フジモリ元大統領の娘であるフジモリ氏と、ペドロ・カスティジョ前大統領の政治的後継者であるサンチェス氏による一騎打ちとなった。(c)AFP