中国のサッカー日本代表サポーター、政治を切り離して応援
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■上海は「比較的オープンマインド」
21日、試合終了のホイッスルが鳴り響くと、ファンさんのサポーターグループは大きな日本代表の応援用フラッグを取り出し、バーの前で飛び跳ねたり歓声を上げたりしながら写真撮影をした。
他の中国人から敵意を向けられたことがあるかを尋ねると、ファンさんもスンさんも一笑に付した。
「確かにそういう(敵意を向けてくる)人もいるが、個人的にはあまり気にしていない」とファンさん。
スンさんは、他の地域の中国人が懸念を抱く理由は分かるとしつつ、上海は「比較的オープンマインドでインクルーシブだ」と語った。例えば、2024年にW杯アジア最終予選、日本対中国を観戦するために中国アモイに遠征した時にも、トラブルには遭遇しなかったという。
「正直なところ、目立った衝突はなかった。当時はみんなで一緒にバスに乗って移動したほどだ」とスンさんは付け加えた。
だが、SNSで日本代表のファンページを運営している中国東部在住のアキ・ヤンさん(30、女性)によると、ネット上では話は別だ。
ヤンさんのページはフォロワーが増え続けているが、同時に誹謗(ひぼう)中傷も増えているという。
ヤンさんによると、「ネット民の中には、『お前は売国奴か? それとも(日本の)手先なのか?』といった言葉をオンラインで投げ掛けてくる人もいる」が、誹謗中傷には「もう慣れた」。
インスタグラムに似た中国のライフスタイル共有プラットフォーム「小紅書」では、最近の投稿で「気まずい思いをするのを避けるため」として、日本代表ユニホームにあしらわれた日の丸を隠す方法についてのアドバイスが紹介されていた。
別のユーザーは「外出する時はヘルメットをかぶろう」と書き込んでいた。