【6月22日 AFP】サッカーW杯(ワールドカップ)北中米大会は21日、グループGの試合が米カリフォルニア州ロサンゼルスで行われ、イランは0-0でベルギーと引き分けた。イランのアミル・ガレノエイ監督は、今大会無敗を維持していることは今後の世代に記憶されるであろう「素晴らしい偉業」だと称賛した。

母国と米国の間の戦争が影を落とす中で今大会に臨んでいるイランは、初戦から2戦連続で引き分けており、史上初の決勝トーナメント進出の可能性を残している。

指揮官は、ビザ(査証)や渡航における米国の大幅な制限に直面しながらも、国際サッカー連盟(FIFA)のランキングで10位につけるベルギーとの試合を引き分けに持ち込んだ選手たちをたたえた。

「これは素晴らしい偉業だ。われわれが置かれていた状況を考えれば、W杯で2試合負けなしというのは素晴らしい結果だ」「わが国のサッカーの歴史に刻まれ、未来の世代がこのことについて語り継ぐだろう」

ガレノエイ監督は、ベルギーのナタン・ヌゴイが66分に退場処分を受けたものの、相手の強さを考えればイランは「負けなかっただけで幸運だった」と語った。

「このような状況下で耐え抜き、このようなプレーができるチームは、世界のどこにもいないと思う。それほどわれわにとって状況は極めて過酷だった」

試合前には、イランの強硬派政権に反対するロサンゼルスの在外イラン人から、イラン国歌に向けてブーイングが飛んだが、チーム自体は超満員のスタジアムの大半から熱烈な声援を受けた。

イランが混戦模様のグループGを勝ち抜くには、26日のエジプト戦で少なくとも勝ち点1の獲得が必要になる。(c)AFP