■「勇敢な人だと思っていたのに」

G7サミット終了時、メローニ氏は同サミットについて、「非常に良好な雰囲気」で、トランプ氏と他の首脳との間に「軋轢(あつれき)はなかった」と語っていた。

だが同時に、自身とトランプ氏は共に「かなり芯が強い方だ」とも述べていた。

サミット期間中、メローニ氏がトランプ氏と一緒にいる姿は何度も目撃されており、ソファに座って話した後にトランプ氏がメローニ氏の肩を軽くたたくような場面もあった。

メローニ氏は、欧州とトランプ政権との間の「架け橋」になろうとしてきたが、中東紛争をめぐって米伊関係には軋轢が生じていた。

トランプ氏は今年4月、ローマ・カトリック教会の教皇レオ14世が反戦メッセージを出したことを激しく批判した際、メローニ氏が教皇を擁護したことでメローニ氏にも攻撃の矛先を向けた。

トランプ氏はイタリアの全国紙コリエレ・デラ・セラ(中立系)のインタビューに英語で応じ、「彼女には驚かされた。勇敢な人だと思っていたが、私が間違っていた」と述べた。

さらに、「彼女はNATO(北大西洋条約機構)に関してわれわれを助けてくれない」「彼女は核兵器を保有するイランを排除する手助けをしようとしない。実に残念だ。彼女は私が思っていたのと全然違う」と述べた。

これに先立ちメローニ氏は、中東紛争の終結を繰り返し訴えるレオ教皇に対するトランプ氏の批判を「容認できない」と非難していた。(c)AFP