EU、対中貿易の「再均衡」模索 対策検討も足並みそろわず
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【6月19日 AFP】欧州連合(EU)首脳陣は18日、欧州内の産業と雇用にとって「存亡の危機」であると当局がみなす中国からの輸出急増を抑制するため、共同体として新たに強化された貿易防衛策が必要かどうかについて議論した。
EU内では、中国への依存度が高すぎるという認識で一致しつつあり、潜在的な強要やサプライショックに対して脆弱(ぜいじゃく)になることを懸念している。
2025年のEUの対中貿易赤字は約3600億ユーロ(約66兆5500億円)に達しており、中国の輸出がEUを大幅に上回ったことを意味する。
EUのマロシュ・シェフチョビッチ欧州委員(通商・経済安全保障担当)は、「中国との貿易関係は、再設定を必要とする段階に達した。対立ではなく、再均衡である」と述べた。
首脳会談の議題となったのは、この不均衡に対処するためにEUが現在どのような手段を使えるか、そして欧州委員会が推進してきた新たな手段や行動を導入すべきかどうかをじっくり検討することだった。
EU加盟国は共通の現状認識では一致しているものの、解決策については立場が異なっており、18日には複数首脳が、EUはまず中国と対話することでこの問題への対処を模索すべきだと述べた。(c)AFP