15日開幕のG7サミット、トランプ氏の「出方」に身構える各国
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■ベルサイユ
それでも、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、水曜日夜のベルサイユ宮殿での夕食会にトランプ氏が参加することを期待している。王室や華美な贅沢へのトランプ氏の憧れをくすぐる狙いだ。
フランスはすでに、サミットの日程をトランプ氏の80歳の誕生日や、日曜日にホワイトハウスで開催される祝賀の総合格闘技イベントと重ならないよう変更するなどして、米側に配慮している。
また、G7サミットへの参加が検討されていた南アフリカが参加しないことも、ワシントンへの譲歩と見なす専門家もいる。しかし、仏側は南アフリカへの招待を取り下げるよう圧力があったことを否定している。トランプ氏は南アフリカについて、白人住民が広範に迫害を受けていると、証拠を提示せずに非難している。
分析によれば、フランスが議題に挙げた少なくとも一つの問題はトランプ氏の関心を引く可能性がある。それは中国との貿易関係だ。
■ウクライナ
ウクライナをめぐるパワーバランスにも、やや変化が生じている。ウクライナの現地情勢そのものは、トランプ氏が2期目の任期を開始して以降、根本的には変わっていない。
戦略国際問題研究所(CSIS)の欧州専門家マックス・バーグマン氏は記者会見で、2025年当時の状況について「欧州側はウクライナへの米国の軍事支援が必要だったため、トランプ氏に従うしかないという空気で事実上一致していた」と指摘。その上で「しかし現在、われわれは異なる局面にいる。ウクライナはもはや、かつてほど米国に依存してはいない」と述べた。
トランプ氏との会談がいかに容易にコントロール不能に陥るかを、おそらく誰よりも熟知しているであろうウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も今週の会議に招待されている。(c)AFP/Aurélia END