【6月13日 AFP】7日に行われた南米ペルー大統領選の決選投票で開票が進み、右派政党「フエルサ・ポプラル」党首のケイコ・フジモリ氏が超僅差でリードする中、左派のロベルト・サンチェス元貿易・観光相は12日、フジモリ氏に対し、全票数え直しを共同で要請することを提案した。

選挙管理当局によると、開票率98.27%時点でフジモリ氏が50.005%、サンチェス氏が49.995%の票を獲得。両候補の差は僅かとなっている。

サンチェス氏12日、首都リマでの投票や在外投票に不正の疑いがあると主張し、全票数え直しを共同で要請することをフジモリ氏に提案した。

サンチェス氏は記者会見で、「徹底的な見直し、すなわち全票数え直しを共同で要請することを提案する。特に、本来あるべき透明性が確保されなかった疑いがある場所についてだ」と述べた。

サンチェス氏はこの要請について、フジモリ氏の政党フエルサ・ポプラルによる「南部でのわれわれの得票を無効にする」要求に応えることにもなると主張している。

フジモリ氏は10日午後、在外投票の開票が始まった後にサンチェス氏を逆転した。

開票は現在、異議申し立てや疑問票の点検を行う最終段階に入っている。(c)AFP