【6月13日 AFP】欧州連合(EU)の高官は12日、中国がウクライナ侵攻に参加するロシア兵を訓練していたと述べ、欧州の情報機関を情報源とした報道を裏付けた。

高官は匿名を条件に「中国によるロシア兵の訓練は、われわれの情報機関によって確認されている」と述べた。

訓練は中国国内の複数の場所で行われ、ロシア兵「数百人」が訓練を受けたという。

高官はさらに、「中国はロシア兵を訓練している。そうしたロシア兵の一部は対ウクライナ戦争に実戦投入されている」と述べた。

複数のメディアが先月、欧州の情報機関は中国がウクライナ侵攻に参加するロシア兵を訓練していたとみていると報じていた。

ドイツの主要日刊紙ウェルトは機密文書を引用し、訓練は主に無人機の運用や電子戦に焦点を当てたもので、訓練を受けたロシア兵の多くはウクライナ戦線に投入されたと報じた。

中国はロシアのウクライナ侵攻において「中立」を主張しているが、今回の疑惑は、中国政府が公式に認めている以上に多くの支援をロシア側に提供しているのではないかとの疑いを強めるものとなる。

ロシアが2022年にウクライナへの全面侵攻を開始して以来、中国はウクライナ侵攻を非難せず、ロシアとの関係を強化している。

EUは既に、ロシア軍に物資を供給した疑いがあるとして、複数の中国企業に制裁を科している。(c)AFP