【6月1日 AFP】ウクライナは5月31日、ロシア南部の石油貯蔵施設と、前線から数百キロ離れたポンプ場を無人機(ドローン)攻撃したと発表した。

戦争開始から4年以上がたつ中、ウクライナはここ数週間、ウラル地方に至る遠方の標的を含むロシアのインフラへの攻撃を強化している。

ウクライナ軍は、占領下のウクライナに近いロシア南部ロストフ州の石油貯蔵施設とキーロフ州にある「石油パイプラインの配給ステーション」への攻撃を発表した。ロシア当局も、同地域への攻撃があったことを認めている。

このパイプラインは、シベリアからロシア西部およびベラルーシへと石油を輸送するものだったとされる。

ロストフ州では、攻撃を受けた石油貯蔵施設で大規模な火災が発生し、地元当局が非常事態宣言を発令した。

マトベエフクルガン町の町長は黒煙が立ち上る画像を公開し、火災が3600平方メートルにわたって広がり、民家や複数の店舗にも被害が及んだと述べた。

一方、占領下のウクライナ南部ヘルソン州の親ロシア派当局は同日、ウクライナ軍の無人機で子供1人が死亡したと発表した。

クリミア半島に近い黒海沿岸のヘニチェスクにある住宅に無人機が直撃し、2020年生まれの男児が死亡したという。

ロシアに任命されたヘルソン州のウラジーミル・サルド知事は、今回の攻撃は「集合住宅」を直撃したもので、ほかに5人が負傷したと述べた。(c)AFP