【6月1日 AFP】スーダン中央部コルドファン地域で無人機(ドローン)攻撃が相次ぎ、合わせて67人が死亡した。人権団体と地元の指導者が5月31日に報告した。

スーダンで長期化する戦争における人権侵害を記録している団体「エマージェンシー・ロイヤーズ」は、同30日に西コルドファン州のカダム村でのドローン攻撃により、子供8人と女性2人の計10人が死亡したと発表した。

同団体によると、犠牲者たちは安全を求めて南コルドファン州から逃れてきていたが、その避難先で標的にされたという。西コルドファン州は準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の支配下にある。

攻撃を行った勢力については特定しなかったが、同団体は「軍事作戦が行われていない民間人の地域で発生した」とし、今回の件は「避難民がいる地域にまで暴力が拡大していること」を反映していると付け加えた。

一方、北コルドファン州では5月29日にアルムラ村でドローン攻撃が起こり、57人が死亡したと部族の指導者がAFPに語った。

この地域は政府軍とRSFが支配権を争っており、情報筋によると攻撃はRSFによるものだという。

国連(UN)の人道問題調整室(OCHA)で事務次長を務めるトム・フレッチャー氏は先月、2026年1~3月までに、ドローン攻撃により約700人の民間人が死亡したと述べていた。

4年目に突入した内戦では、一部の試算によると20万人が死亡、1100万人が避難生活を余儀なくされており、複数の地域が飢餓および飢饉の危機にひんしている。(c)AFP