【6月1日 CGTN Japanese】中国南部の広西チワン族自治区の広西海事局と交通運輸部南海航路保障センターは5月27日、「広西水域における現代化航路保障体系の建設加速に関する3カ年行動計画(2026~2028年)」を共同で発表しました。これにより、広西の平陸運河は、中国国内初となる河川と海を直接結ぶデジタル化・スマート運河として整備されます。

平陸運河の全長は134.2キロメートルで、5000トン級船舶の通航が可能であり、今年9月には全面開通する予定です。運河沿線全域には、北斗測位システム、クラウドコンピューティング、人工知能(AI)を活用した監視システムが配備され、工事全域の可視化やリスク・隠れたリスクの事前予測を実現しています。また、運用面ではAIアルゴリズムが船を収容して水位を調整する閘室(こうしつ)の割り当てや水位調整の最適案を自動生成する仕組みとなっています。

5月現在、運河の全区間には200キロメートル以上に及ぶ通信管路が敷設され、270以上の基地局が建設されました。完工後は5Gネットワークの100%カバー率を達成する見込みです。プロジェクトの中核となる「無線ネットワーク」「伝送専用ネットワーク」「センシングネットワーク」の3大工事には、映像モニタリング、水文・気象観測、閘門のスマート監視、船舶自動識別装置(AIS)などのシステムが搭載され、スマート航行を実現します。(c)CGTN Japanese/AFPBB News