【5月29日 AFP】欧州連合(EU)は28日、危険な乳幼児向け玩具や欠陥のある充電器などの違法製品の販売を容認していたとして、中国のインターネット通販大手「Temu(テム)」に2億ユーロ(約370億円)の罰金を科した。

EUの規制当局によると、欧州の消費者はTemuの通販サイト上で「違法な商品に遭遇する可能性が非常に高く」、同社は欧州の消費者がそのような製品を目にする頻度を「深刻に過小評価していた」という。

Temuは決定に同意できないとし、罰金は「不釣り合い」だと主張した。

EU内で極めて高い人気を誇るTemuは、2023年のEU市場参入以来、1億3000万人のユーザーを抱えている。

しかし、EUが調査を開始した2024年10月以降は厳しい監視の目にさらされ、昨年7月の中間報告では、違法製品のリスクに関する規則にTemuが違反しているとの見解が示されていた。

この罰金は、コンテンツを対象にEUの強力なデジタルサービス法(DSA)に基づいて科されたものとしては、昨年12月にイーロン・マスク氏のX(旧ツイッター)が1億2000万ユーロ(約222億円)の罰金を受けて以来、史上2例目となる。(c)AFP