ウガンダ大統領の息子、汚職捜査で国民議会議長を摘発 権力掌握の一環か
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■キングメーカー
野党側は汚職捜査を歓迎しているものの、他にも多くの人物が汚職に手を染めているのに捜査されていないと指摘する。
最大野党「国民統一プラットフォーム」の幹部ジョエル・センニョニ氏は最近の演説で、「われわれは以前からアモン氏は汚職政治家で泥棒だと主張してきた」「他にも多くの泥棒たちが野放しになっており、捜査されなければならない」と述べた。
今回の汚職捜査に批判的な人々は、アモン氏を失脚させたのが警察や汚職取締機関のような文民が統制する機関ではなく軍部であったことを嘆いている。
ウガンダのシンクタンク「政策分析センター」のトップ、ティモシー・チェモンゲス氏はAFPに対し、「国内の政治的決定や力関係において、軍の影響力がますます大きくなっている」と語った。
「カイネルガバ将軍は、もはや単なる国防軍司令官として行動しているのではない」「彼は主要な政治勢力となり、今のウガンダにおける権力の中枢の一つとなっている」と付け加えた。
カンパラにあるマケレレ大学のジェラルド・ワルリャ教授(コミュニケーション学)は、この汚職捜査はムセベニ大統領による息子カイネルガバ氏のイメージアップ戦略の一環として行ったものだと指摘。
「これはカイネルガバ氏の名前をウガンダ国民に知らしめ、彼を『国民の味方で有能なリーダー』として印象づけることを狙った戦略的な動きとみられる」と述べた。
さらに、今や与党・国民抵抗運動のメンバーであろうと「カイネルガバ氏と足並みをそろえなければならない」とし、「彼は今やキングメーカー(政界の実力者)になった」と述べた。(c)AFP