イランはホルムズ海峡を「脅迫の材料」として利用すべきではない カタール首相
このニュースをシェア
【5月13日 AFP】カタールのムハンマド・ビン・アブドルラフマン・サーニ首相は12日、イランは中東紛争勃発(ぼっぱつ)以来封鎖しているエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡を湾岸諸国への脅迫の材料として利用すべきではないと訴えた。
首都ドーハでのトルコのハカン・フィダン外相と共同記者会見で述べた。カタールとトルコは緊密な同盟関係にあり、パキスタンと共に、イランと米国の交戦終結に向けた交渉で重要な仲介役を担っている。
ムハンマド首相は、「イランはこの海峡を湾岸諸国への圧力や脅迫の武器として利用すべきではない」と述べた。
フィダン外相もトルコ語で、ホルムズ海峡が「武器として利用されてはならない」と述べた。
イランは湾岸諸国にある米国の資産だけでなく、民間インフラ、空港、エネルギー施設なども標的にしており、湾岸諸国はイランによる攻撃の矢面に立たされてきた。
さらに、イランがホルムズ海峡を事実上封鎖したことで、エネルギー資源が豊富な湾岸諸国にとって重要な船便による輸出が停止したことで、経済面でも大きな打撃を受けている。
ムハンマド首相は、和平交渉におけるカタールの役割拡大を強調し、先日米国を訪問したのは交戦終結に向けた仲介努力を強化するためだったと述べた。
フィダン外相は、トルコはカタールをはじめ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェートなどの湾岸諸国と緊密に連絡を取り合っており、「特に現在進行中の交渉について」協議していると述べた。(c)AFP