【5月12日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は11日、対イラン軍事作戦後のエネルギー価格高騰への対応に消費者が追われる中、連邦ガソリン税の一時停止を計画していると述べた。

ホワイトハウスで記者からの質問に答えたトランプ氏は、この措置を講じる意向を示し、一時停止は「適切な時期まで」継続すると説明し、「わずかな割合ではあるが、それでもお金だ」と述べた。

米エネルギー情報局(EIA)によると、連邦ガソリン税は1ガロン当たり18.4セント(約29円)、連邦軽油(ディーゼル燃料)税は1ガロン当たり24.4セント(約38円)。

連邦ガソリン税の一時停止には議会の承認が必要となるが、トランプ氏率いる共和党は上下両院で僅差の過半数を占めているにすぎない。

トランプ氏が対イラン軍事作戦を開始し、イランが報復措置としてエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡を事実上封鎖して以来、米国の燃料価格は急騰しており、ガソリンと軽油は2月下旬以降、いずれも約50%上昇している。

全米自動車協会(AAA)によると、11日時点で、米国の平均価格はレギュラーガソリンが1ガロン当たり4.52ドル(約710円)、軽油は1ガロン当たり5.64ドル(約886円)だった。

連邦燃料税を一時停止すれば、これらの価格は約4%引き下げられる見込みだ。

EIAによると、ガソリン1ガロン当たり平均32.61セント(約51円)、軽油1ガロン当たり平均34.76セント(約55円)の州税は、今回の措置の影響を受けない。(c)AFP