【5月7日 AFP】フィリピンで行われている国際合同軍事演習で6日、自衛隊が88式地対艦誘導弾を2発発射し、南シナ海の沖合約75キロにある標的に命中させた。

19日間にわたって行われている軍事演習「バリカタン」には、フィリピン、米国、オーストラリア、日本の他、フランス、ニュージーランド、カナダの部隊も参加している。

実弾発射訓練は、台湾から約400キロ離れた北部イロコス・ノルテ州で行われ、その様子を小泉進次郎防衛相とフィリピンのギルベルト・テオドロ国防相が視察した。当局は、2発のミサイルは、沖合に浮かぶフィリピンの退役軍艦命中し、沈没させたと発表した。

バリカタン演習は8日に終了する予定。今回、初めて自衛隊が本格的に参加した。

合同軍事演習での自衛隊による実弾演習について中国は6日、「日本の右翼勢力が日本の再軍備を加速させようとしているもう一つの例だ」と非難した。

中国外務省の林剣報道官は定例記者会見で「侵略者である日本は歴史的な犯罪を深く反省するどころか、安全保障協力の名の下で自衛隊を海外に派遣し、攻撃的なミサイルを発射している」と述べた。(c)AFP