中国の王毅外相、中東での紛争終結に向け「より大きな役割」果たす
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【5月6日 AFP】中国の王毅外相は6日、イランのアッバス・アラグチ外相との会談で、中東での紛争を終わらせるために中国は「より大きな役割」を果たすと述べた。会談は、ドナルド・トランプ米大統領の中国訪問を1週間後に控えたタイミングで行われた。
中国・北京で行われた会談で王氏は、「中国は、緊張を緩和し戦闘を終わらせるためにさらに努力する。平和交渉の再開を引き続き支援し、中東に平和と安定を取り戻すためにより大きな役割を果たす」とアラグチ氏に語った。
また「中国としては、戦闘の完全な停止が遅滞なく達成されるべきであり、敵対行為の再開はさらに容認できないと考えている。交渉を続けることが不可欠である」とも述べている。会談後、中国外務省が声明で明らかにした。
中国政府による、危機解決に向けた数週間にわたる水面下での外交努力は、米イラン間の危うい停戦合意を導き出す上で重要な役割を果たしたと評価されている。
中国はイラン産原油の主要な顧客であり、米国がイランの収益を断つことを目的に課している制裁には反対の立場だ。
会談で王氏は、「関係各国がホルムズ海峡を通じた通常かつ安全な海上交通の再開を求める国際社会の緊急の呼びかけにできるだけ早く応じることを望む」と述べた。
またイランの核開発をめぐっては、「中国はイランが核兵器を開発しないという約束を歓迎し、イランが核エネルギーの平和利用の正当な権利を有していると考えている」と述べた。
ホワイトハウスは、トランプ米大統領が14~15日に中国を訪問し、習近平国家主席と会談する予定と発表している。
中国側はこの日程について確認していない。外務省報道官は6日の定例記者会見でトランプ氏の訪問について質問された際にも詳細には言及しなかった。(c)AFP