ハンタウイルス感染、死亡した夫婦は南米各国を旅行 アルゼンチン保健省
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【5月7日 AFP】クルーズ船「MVホンディウス」での集団感染が疑われるハンタウイルスをめぐり、アルゼンチン保健省は6日、ウイルスへの感染で死亡したオランダ人夫婦が、乗船前にはチリとウルグアイも旅行していたと発表した。クルーズ船はアルゼンチン南部から出航していた。
同省によると、夫婦は昨年11月27日にアルゼンチンに到着した。その後チリとウルグアイを旅行し、3月27日に再びアルゼンチンに戻り、4月1日に南部ウシュアイアでMVホンディウス号に乗船したという。同省は、夫婦が感染した可能性のある場所についての憶測はしなかった。
これまで、乗客2人からアンデス型ハンタウイルスへの感染が確認されている。当局によると、クルーズ船が出発したティエラ・デル・フエゴ州では、疫学調査記録が始まって以降、同型のウイルスは検出されていないという。アンデス型ウイルスは、ヒトからヒトへの感染が確認されている唯一の型。
アルゼンチン保健省は、今後、専門家をウシュアイアに派遣し、オランダ人夫婦が「立ち寄った場所と地域」でネズミを捕獲し、同型ウイルスの存在について確認するとしている。
4月11日に船上で死亡した夫の遺体は、南大西洋のセントヘレナ島で降ろされ、体調不良を訴えていた妻も一緒に下船した。妻はその後、搬送された南ア・ヨハネスブルクの病院で死亡した。
クルーズ船ではドイツ人の乗客も死亡しているが、その遺体はまだ船内にある。
WHOによると、感染が疑われる乗組員2人と別の患者1人の計3人が、カーボベルデ諸島沖で足止めされていたクルーズ船から退避し、オランダに搬送されている。(c)AFP