【5月6日 AFP】ウクライナは6日、ロシアが停戦を破り、夜間に108機の無人機とミサイル3発を用いて攻撃したと発表した。停戦はウクライナ側が一方的に宣言していたもので、ロシアはこれを守るとは明言していなかった。

ロシアは4日、モスクワで行う戦勝記念パレードに合わせ、8~9日の短期的な停戦を発表しており、これに対し、ウクライナも独自の停戦を宣言。6日午前0時から発効するとしていた。

ウクライナのアンドリー・シビハ外相は「これは、ロシアが平和を拒否し、5月9日の停戦を求める偽りの呼びかけが外交とは無関係であることを示している。プーチン氏は人命ではなく軍事パレードにしか関心がない」とSNSへの投稿で非難した。

ロシアは5日、ウクライナ各地の都市に対して無人機、ミサイル、爆弾による攻撃を繰り返し、少なくとも28人が死亡、数十人が負傷した。ここ最近では、最も多くの死傷者を出す攻撃となった。

一方のウクライナも攻撃を行っており、併合されたクリミア半島で5人、ロシア中部への長距離無人機による攻撃で2人が死亡した。

ロシア国防省は、午後9時から翌朝7時(日本時間6日午前3時から午後1時)に、53機のウクライナの無人機を撃墜したと発表した。これは前日までの撃墜数よりもはるかに少ない数だった。無人機がウクライナの停戦発効後に発射されたかどうかについては言及していない。(c)AFP