中国外相が米国に「安定」維持促す、最大のリスク要因は台湾
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【5月1日 AFP】中国の王毅外相は4月30日、数週間後にドナルド・トランプ米大統領が訪中するのを前に、米国に対して両国間の「安定」を維持するよう促す中、台湾が最大のリスクだと警告した。
中国外務省によれば、王氏はマルコ・ルビオ米国務長官との電話会談で、両国関係は「苦労して勝ち取った安定を守る」べきだと述べた。
トランプ氏は5月14、15日に、昨年の大統領再就任以降では初めて中国を訪問し、習近平国家主席と会談する予定となっている。
王氏はルビオ氏に対し、「重要なハイレベル交流に向けてしっかり準備し、協力分野を拡大し、相違点を適切に管理すべきだ」と述べた。
また王氏は、トランプ氏と習氏の下で両国関係は「おおむね安定を維持している」としつつ、「台湾問題は中国の核心的利益に関わるものであり、中米関係における最大のリスク要因だ」と強調したという。
中国は台湾を自国領と主張しており、米国による軍事支援や、国際舞台での支持に強く反発している。
この会談では中東情勢についても議論された。中国はイランの主要なパートナーではあるものの、トランプ氏がイスラエルとともに同国を攻撃して以降は距離を置いており、世界の原油価格は急騰している。
米国務省の担当者は電話会談が行われたことを確認し、トランプ氏の訪中を調整するためのものだったと述べたが、詳細には触れなかった。(c)AFP