チャールズ英国王、国賓で訪米 米英関係修復なるか
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【4月28日 AFP】英国のチャールズ国王は27日、ワシントン近郊の空軍基地に到着し、国賓としての米国訪問を開始した。英植民地だった米国の独立250年の節目に行われる4日間の訪問は、米・イスラエルによるイラン攻撃を巡る米英の対立と、トランプ氏が出席して行われた夕食会会場での発砲事件が影を落とす緊迫した状況の中、始まった。
暖かい日差しの中、チャールズ国王とトランプ氏はホワイトハウス南ポーチの外で握手を交わし、友好的な言葉を交わしたようだったが、記者団にその内容は聞こえなかった。メラニア・トランプ夫人は、チャールズ国王とカミラ王妃の両頬にキスをして歓迎。大統領夫妻は国王夫妻をお茶会でもてなした。
28日には、大統領夫妻がホワイトハウスで国王夫妻と会談し、夜には国賓晩さん会を開く。チャールズ国王は同日、英君主としては1991年のエリザベス女王以来となる議会演説を行う予定だ。
トランプ氏は、イラン攻撃で米国を支援しない英国を激しく批判してきたが、トランプ氏が好感を抱く英王室は、英国にとって両国関係修復に向けた重要な切り札だ。
英国のキア・スターマー首相は公にイラン紛争を批判しているが、国賓訪問については擁護している。
今回の訪問は、トランプ氏が出席したホワイトハウス記者会(WHCA)主催の夕食会会場で25日に起きた発砲事件の影響で、予期せぬ瞬間を避けるために限られたメディア対応で行われ、以前にも増して厳重な警備の下で進められている。(c)AFP/Danny KEMP