ホルムズ海峡の機雷除去 国防総省評価「6か月」 報道
このニュースをシェア
【4月23日 AFP】米国防総省は、ホルムズ海峡からイランが敷設した機雷を完全に除去するには、約6か月を要するとの評価を出した。米ワシントン・ポスト紙が22日、報じた。同紙によると、その間、原油価格は高止まりすることが考えられるという。
中東での紛争開始以降、ホルムズ海峡はほぼ封鎖されており、その影響で、原油・ガス価格は急上昇し、世界経済は混乱状態に陥った。
停戦が続いている現在も、米軍がイランの港湾を封鎖していることから、イランもホルムズ海峡を開放していない。平時であれば、世界の石油とガスの5分の1がこの海峡を通過する。
ワシントン・ポスト紙が伝えた国防総省の評価によると、停滞的な行為が終結して封鎖が解除されたとしても、海峡の機雷が除去されるまでには数か月かかると考えられ、また、紛争が終結する前に機雷掃海が開始される可能性も低いという。
さらに、海峡内外に敷設された機雷は20個以上で、その一部は遠隔操作で浮遊していることから、発見が困難だと委員会では報告されたとした。同紙は、国防総省の評価は米下院軍事委員会で共有されたものだとしている。
ワシントンポスト紙の報道を受け、米国防総省のショーン・パーネル報道官は、報道内容は「不正確」だと指摘している。
機雷を敷設についてイラン革命防衛隊は、仏パリの14倍の広さに相当する1400平方キロの「危険海域」があると警告している。
今月の停戦開始時、ホルムズ海峡が一時的に再開された際も、攻撃や機雷への懸念から、海峡を通過した船はわずかだった。
米海軍は機雷除去を開始するために自国の船が水路を通過したと発表したが、イラン革命防衛隊はこれを否定。海峡を横断しようとするいかなる艦船に対しても脅威を与えると警告した。(c)AFP