イラン、ホルムズ海峡で船舶2隻を拿捕 米封鎖続く限り再開は「不可能」
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【4月23日 AFP】イラン革命防衛隊(IRGC)は22日、ホルムズ海峡で船舶2隻を拿捕(だほ)したと発表。イランのモハマドバゲル・ガリバフ国会議長は、米国の海上封鎖が続く限り海峡の再開は「不可能だ」と警告した。
ドナルド・トランプ米大統領はイランとの停戦を延長したが、協議再開のめどは立っておらず、交渉の焦点とされるホルムズ海峡を巡る緊張は高まっている。
IRGCは声明で、「今朝、ホルムズ海峡で2隻の違反船を特定し、停止させた。(船は)IRGCの海軍部隊によって拿捕され、イランの海岸に誘導された」と述べた。2隻はパナマとイベリア船籍だという。
英国海運貿易オペレーション(UKMTO)などは、イラン側が合計3隻に向けて発砲したことを明らかにした。そのうち1隻はオマーン沖を航行中、砲撃を受けて甲板が大きく損傷したが、火災や人的被害はなかったという。
ガリバフ氏はX(旧ツイッター)に投稿し、米軍によるイランの港湾封鎖を改めて非難し、「完全な停戦は、海上封鎖がない場合にのみ意味を持つ。停戦の明白な違反の中、ホルムズ海峡を再開することは不可能だ」と述べた。
一方、ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は米FOXニュースに対し、今回の拿捕は米国やイスラエル船籍の船舶ではないことから、米国・イランの停戦違反とは考えていないことを明らかにした。(c)AFP