【4月22日 AFP】ロシアのテレビ司会者によるイタリアのジョルジャ・メローニ首相に対する一連の侮辱発言を受け、イタリアのアントニオ・タヤーニ外相は21日、駐イタリア・ロシア大使を呼び出して抗議したと明らかにした。

イタリアメディアによると、ロシアのテレビ司会者、ウラジーミル・ソロビヨフ氏はロシアのテレビ番組でイタリア語で、メローニ氏を「人類の恥」「野獣」「正真正銘の馬鹿」「性悪小娘」などとののしった。

さらにロシア語に切り替え、「このメローニは有権者を裏切ったファシストの子だ」「(米大統領のドナルド・)トランプ氏さえも裏切った」と付け加えた。

タヤーニ氏はX(旧ツイッター)に、「ロシアのテレビ司会者ウラジーミル・・ソロビヨフ氏がジョルジャ・メローニ首相に対して行った極めて深刻かつ侮辱的な発言について、アレクセイ・パラモノフ・ロシア大使を外務省に呼び出し、正式に抗議した」と投稿した。

イタリアの野党ですら、ソロビヨフ氏の発言を非難した。

その後、メローニ氏はXに、「こうした風刺によってわれわれの方針が変わることは決してない」と投稿。

「われわれの羅針盤はただ一つ、イタリアの国益だ。世界中のプロパガンダ工作員は大変悔しかろうが、われわれは誇りを持ってこの羅針盤に従い続ける」と付け加えた。

メローニ氏がウクライナを強く支持しているため、イタリアとロシアの関係は緊張状態にある。

メローニ氏はかつてトランプ氏と友好関係を築いていたが、ローマ・カトリック教会の教皇レオ14世をトランプ氏による口撃から擁護して以来、険悪化している。(c)AFP