米フロリダ州、殺人犯の死刑執行 確定から35年
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【4月22日 AFP】米フロリダ州は21日、隣人を殺害した罪で35年前に死刑判決を受け、拘置されていた男に対し、薬物注射による死刑を執行した。同州矯正局が明らかにした。
チャドウィック・ウィラシー死刑囚(58)は、午後6時15分(日本時間22日午前7時15分)、レイフォードの州立刑務所で死亡が確認された。
ウィラシー死刑囚は1991年、前年に隣人のマーリス・サザーさん(56)殺害した罪で死刑判決を受けた。
米国では今年、8件の死刑が執行された、内訳は、フロリダ州5件、テキサス州2件、オクラホマ州1件。
昨年は、47件の死刑が執行された。52件が執行された2009年以来、最多となった。
最も多かったのはフロリダ州で19件、次いでアラバマ州、サウスカロライナ州、テキサス州がそれぞれ5件ずつだった。
昨年執行された死刑のうち、39件は薬物注射、3件は銃殺、5件は窒素吸入(窒素ガスをフェースマスクに注入して死刑囚を窒息死させる方法)により執行された。
窒素吸入による死刑執行は、国連の専門家によって残虐かつ非人道的だと非難されている。
死刑は全米50州のうち23州で廃止、カリフォルニア、オレゴン、ペンシルベニアの3州では執行が一時停止されている。
ドナルド・トランプ大統領は死刑を支持し、「特に凶悪な犯罪」に対する死刑適用の拡大を求めている。(c)AFP