トランプ氏、イランからのウラン回収「長く困難なプロセス」
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【4月21日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は20日夜、昨年6月に実施したイラン核施設への攻撃の影響で、米国がイランから濃縮ウランを回収するためのプロセスは「長く困難になる」との見方を示した。
トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で「(昨年6月の)ミッドナイト・ハンマー作戦では、イランの核の塵(nuclear dust)施設を完全に壊滅した」と述べ、「そのため、それを掘り出すのは長く困難なプロセスになるだろう」と付け加えた。
「核の塵」とは、イランが核兵器製造のために備蓄していると米国が非難する濃縮ウランや、6月の攻撃後に残った核物質を指してトランプ氏が頻繁に使用する言葉だ。
トランプ氏は、イランの濃縮ウランが最終的に米国の領土に移されると主張しているが、イラン外務省は備蓄が移送されることはないとして、米側の発言を否定している。
現在の中東紛争は、米国とイスラエルによる2月末のイラン攻撃をきっかけに始まった。イスラエルは、昨年6月の12日間の武力衝突後、イランが原子兵器獲得に向けた動きを加速させたと主張しており、このイランの核計画がもたらす「国家存亡の脅威」を排除する目的で攻撃を実施したと説明している。(c)AFP