トランプ氏、イランのウランを「米国に持ち帰る」と発言 イラン外務省発表と矛盾か
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【4月18日 AFP】ドナルド・トランプ大統領は17日、いかなる和平合意が成立したとしても、米国とイランは共同で掘削機を用いてイラン核施設からウランを撤去し、米国領土に移送すると述べた。
これに先立ちイラン外務省は、イランの濃縮ウラン備蓄は「どこにも」移送されないと表明していた。
トランプ氏はアリゾナ州フェニックスで開催された保守系政治団体「ターニング・ポイントUSA」の集会で「誰かが『どうやって核の塵(nuclear dust)を手に入れるのか?』と尋ねた。われわれはイランと協力して、たくさんの掘削機を使ってそれを手に入れる」と主張。
「想像できる限り最も大きな掘削機が必要だ」「しかし、われわれはイランと協力し、それを必ず手に入れる。そして間もなく米国に持ち帰る」と付け加えた。
トランプ氏の発言は、イランが濃縮ウランの引き渡しに同意したという16日の主張をさらに詳しく説明するものだったが、具体的な移送方法は一切明らかにしなかった。
トランプ氏は、イランが核兵器製造のために備蓄していると米国が非難する濃縮ウランを指して、「核の塵」という言葉を頻繁に用いている。
だが、昨年6月の米軍によるイラン核施設への攻撃で残された物質を指す場合にも、この言葉を使うことがある。
トランプ氏は17日、イランとの和平合意の可能性についてますます楽観的な見方を示し、AFPに対し「行き詰まりはない」「合意は間近だ」と語った。(c)AFP