ラブロフ外相、ロ中「封じ込め」を非難
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【4月15日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は14日、中国・北京を訪問し、ロシアと中国を「封じ込める」ことを目的とした動きを批判した。また、中国の王毅外相と会談し、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と中国の習近平国家主席による首脳会談を「年内に」実現させる計画についても協議した。
ロシア外務省が公開した写真によると、ラブロフ氏は北京到着後、レッドカーペットで歓迎された。
その後、王氏と会談した。ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官がソーシャルメディアに投稿した写真には、握手をする両外相の姿が写っている。
中国とロシアは緊密な経済・政治パートナーで、2022年のロシアによるウクライナ侵攻開始以降、関係をさらに深めている。
国営ロシア通信(RIA)によると、ラブロフ氏は、台湾、係争中の南シナ海、核武装した朝鮮半島などを含む東アジアの地政学的ホットスポットで「非常に危険なゲームが繰り広げられている」と警告した。
ラブロフ氏米国とその同盟国を念頭に、「彼らは中華人民共和国とロシア連邦の両方を封じ込めることを目的とした、小規模なブロック化した構造体を構築することで、(地域協力を)解体しようとしている」「広大なユーラシア大陸全体として、常に注意を払う必要がある」と述べた。
中国外務省は声明で、両外相は会談で「米イラン紛争、アジア太平洋情勢、ウクライナ危機」などについて踏み込んだ意見交換を行ったと発表したが、詳細は明らかにしなかった。
王氏は「両国は国際舞台で連携し、互いに支え合い、逆境の中にも正義の道が存在し、変化にはより大きな責任が伴うことを全世界に示している」と述べた。
中国側の発表によると、両外相は「年内に中ロ首脳会談を開催するための準備について連絡を取り合い、調整を行った」という。(c)AFP