米軍、13日からイラン港の船舶往来を封鎖、トランプ氏の指示受け
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【4月13日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は12日、戦闘終結に向けたイランとの協議が頓挫したことを受け、米海軍に対してホルムズ海峡の封鎖を命じた。米軍は13日から、イランの港に出入りする海上交通を「封鎖」すると発表。これに対し、海峡を事実上封鎖しているイラン側は強く反発。中東情勢の緊張が一段と高まった。
米国とイランは週末、仲介国のパキスタンで協議したが、合意には至らず、2週間の停戦が危ぶまれる事態となった。
トランプ氏は、SNSへの投稿で、「米海軍はホルムズ海峡の出入りを試みるすべての船舶の封鎖措置を直ちに始める」と述べた。
米軍は12日、X(旧ツイッター)に投稿し、グリニッジ標準時(GMT)13日午後2時(日本時間同日午後11時)から、イランの港を出入りする全ての海上交通に対する封鎖を実施すると発表。一方、イランの港を出入りしない船舶については、海峡の通過を許可するとした。
トランプ氏は、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡を自国の海軍が「逆封鎖」することで、イラン側の支配に対抗するとみられ、「国際水域においてイランに通航料を支払うすべての船舶を捜索・阻止する」と述べた。
また、ホルムズ海峡での機雷除去を始めると表明し、「我々や平和的な船舶に発砲するイラン人は地獄に送られるだろう!」と警告した。
トランプ氏の発表に対して、イラン革命防衛隊は反発し、イラン側は海峡の船舶往来を完全に掌握しており、それに挑戦する敵に対しては「致命的な渦」に閉じ込めると警告した。
イランのシャフラム・イラニ海軍司令官も12日、トランプ氏の発言を「ばかげている」と述べ、「イラン・イスラム共和国軍は、この地域での攻撃的な米軍のすべての動きを監視し、監督している」と主張した。(c)AFP