オルバン首相が敗北宣言、親EU派野党勝利で政権交代へ ハンガリー
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【4月13日 AFP】ハンガリーで12日に総選挙が行われ、16年間にわたり欧州連合(EU)の「厄介者」を自任し、「非リベラル民主主義」の擁護者として国を率いてきたオルバン・ビクトル首相が、親EU派の野党党首マジャール・ペーテル氏に敗北したことを認めた。
公式の選挙結果によれば、開票率97.35%の時点でマジャール氏が党首を務めるティサ党の投票は53.6%で、3分の2にあたる199議席中138議席を獲得した。オルバン氏のフィデス党は55議席の獲得にとどまった。
高い投票率を記録した選挙での敗北は、オルバン氏を支持していたドナルド・トランプ米大統領を含むナショナリスト勢力にとって大きな打撃となる。また、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、EU内で最も同調的だった耳を失うことになる。
オルバン氏は、「選挙結果はまだ最終確定ではないが、明確で理解しやすい。われわれにとっては痛みを伴うが、曖昧さはない」と記者団に語った。
「われわれは政権を担う責任と機会を託されなかった。私は勝利した政党に祝意を伝えた」
一方、ティサ党本部前ではマジャール氏の支持者数千人が歓喜に沸いた。マジャール氏は支持者に対し、「やりました。私たちは一緒にオルバン政権を倒しました」「私たちはハンガリーを解放し、祖国を取り戻しました」と述べた。
両陣営は、選挙活動中に国外からの干渉を主張。今週、オルバン氏支持のためハンガリーを訪問したJ・D・バンス米副大統領は、ブリュッセル(EU)が選挙に干渉していると非難した。
トランプ氏は、オルバン氏が勝利すれば米国の「経済力のすべて」をハンガリー支援に投入する用意があると申し出ていた。(c)AFP