【4月12日 AFP】ウクライナ軍参謀本部は11日、ロシアが正教会の復活祭(イースター)休暇に合わせた一時停戦を繰り返し破ったと非難し、空爆や無人機(ドローン)攻撃など約470件の違反行為があったと発表した。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は9日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の最初の提案から1週間以上を経て、停戦を命じていた。

両国は停戦の順守で合意し、ロシア大統領府(クレムリン)によれば、停戦は11日午後4時(日本時間同日午後10時)から32時間続く予定となっていた。

しかし、ウクライナ軍はフェイスブックへの投稿で、11日に夜までに「停戦違反が469件記録された。内訳は、敵の攻撃行動22件、砲撃153件、攻撃無人機による19件の攻撃、そしてFPV無人機(一人称視点ドローン)による275件の攻撃だ」と述べた。

軍によれば、この日だけでロシアは57回の空爆を行い、誘導爆弾182発を投下したほか、3928機の無人機を投入し、2454回の砲撃を「人口密集地およびわが軍の陣地」に対して行ったという。

一方、ウクライナと国境を接するロシア・クルスク州の州知事は、ウクライナが停戦を破ってリゴフ市内のガソリンスタンドを無人機で攻撃し、乳児3人が負傷したと非難した。

昨年も両国は復活祭に合わせて停戦を実施したが、双方が相手側の数百件の違反を非難していた。(c)AFP